地球スケールのマテリアルの流れを意識したことがありますか?
本書『地球マテリアルブック デザイン×科学のダイアローグ』は、科学とデザインふたつのアプローチで、地球規模の「大きな時間」のモノづくりを提案します。
構成は、マテリアルの基本概念を伝えるアニメーションで始まり、3名の科学者の話をもとにマテリアルのこれからのつかいかたを多くのビジュアルやデータと共に紹介した「金属」「プラスチック」「木」の各解説、11組のデザイナーの作品をまとめた「エキシビション」がメインコンテンツ。エピローグまでじっくり読み込んでいただき、モノづくりに携わる人、モノをつかう人、すべての人に地球が生み出すマテリアルとは何かを、再確認してもらえると幸いです。
※本書は、最先端の科学をつたえるミュージアムである日本科学未来館が、2010年に行った「デザイン×科学 地球マテリアル会議」の内容をもとに、新たな編集をくわえまとめたものです。「地球マテリアル会議」は、勉強会、展示会といった場での科学者とデザイナーの対話を通して、これからのマテリアルのつかいかたを考える複合的なイベント。
<目次>
プロローグ
マテリアルのこと
金属
-時間
-構造
-つかいかた1
-つかいかた2
-つかいかた3
プラスチック
-時間
-構造
-つかいかた1
-つかいかた2
-つかいかた3
木
-時間
-構造
-つかいかた1
-つかいかた2
-つかいかた3
エキシビション
-デザイナー11組の提案
-公開ブレスト録
-活動記録
エピローグ
発行 日本科学未来館
企画、制作 日本科学未来館+東京藝術大学美術学部デザイン科